こんにちは!
中野の美容室comaスタイリストの斎藤ますみです☆
今年の夏は朝から夜まで一日中暑くて涼しいなと感じる瞬間が全くと言っていいほどありません!
寝ている時も暑すぎるので、冷房は付けたままです。
でもその分乾燥してしまうので、寝る前にコップ1杯のお水を飲むようにしているんですが、その1杯が原因なのか朝に顔がむくんでいる気がしています。(それとも晩御飯が原因なのか?)
今年の夏はそんな事を考えながら過ごしています、、、。
〇〇って?
見出しでも気になった人が多いのではないでしょうか?
何かというと、、、
そう!風鈴です!!!!
夏といえばの中に絶対入っているはずの風鈴!
最近、comaにいらっしゃった人達の中でも気づいている人もいるんじゃないでしょうか。
たまに店内に響く「チリーン、、、。」という男を。
風鈴って本当に不思議なものだなぁと感じます。
音としてだととってもシンプルですが、そのシンプルな音の中に色んなものを連想させる力があります。
そして不思議と気持ちも落ち着きます。
なんでなんでしょうか?
風鈴の正体
風鈴の説明をしてくださいといきなり言われても「???」となりますよね。
最初魔除けとして使われていたらしいです。
風鈴は元は日本ではなく中国から始まったものらしく、竹林に吊り下げて置き、音の鳴り方によって物事の吉兆を占うための道具としても使われてたんです。
その当時では「占風鐸」と言いました。
これが仏教と同時に日本に入って来て、寺院の屋根に吊るされる「風鐸」となったようです。
そしてその風鐸に魔除けの意味があったようで、その音が聞こえる範囲では災いが起こらないとされていました。
そして海外からガラスの文化が伝わり、風鈴に変わり、今で使っているように風情を感じるものになったんです。
魔除けとして使われていたものが、気づいたら風情を感じるものに変わっている事に少し驚きました。
個人的な見解としては、海外からもガラスのおかげで見た目からして綺麗な物に変わったから自然と、風情を楽しむ物に変わっていったのかなと思っています。
風鈴の仕組み
風鈴は大きく分けて3つのパーツで出来ています。
まず、風鈴の本体である「外見(そとみ)」。
その外見(そとみ)から吊り下がっているのが、「舌(ぜつ)」という部分です。
風鈴の音は、外見(そとみ)の縁に舌(ぜつ)がぶつかることによって音を鳴らすんです。
舌(ぜつ)の先に吊り下げられているのが「短冊」です。短冊が風を受けることによって、舌(ぜつ)が揺れて外見(そとみ)にぶつかって音を鳴らしています。
その作られている素材や大きさなどによって音が変わるんです。
しかも面白いことに風鈴は体温を下げる効果もあるんです!!!!
風鈴が「チリーン。」となると気持ち的に涼しく感じるだけでなく、本当に体温が2℃〜3℃下がることが実際に立証されているんです!
風鈴の音→風が吹いた→涼しい
と脳が勝手に判断し、「ということは、体温が下がるぞ」と末梢神経に命令を出すからだそうです。
さらに面白いことにこれは日本人にしか起こらないらしいんです。
外国人は風鈴の音を聞いてもそういう気持ちに結びつかないので体温は下がらないんです。
昔から日本人の体に染みついているんだなと思いました。
意外と知らない風鈴情報を話させていただきました。
私の場合、幼い時から実家に吊るしてあったので風鈴について何も考えた事がありませんでした。
知っていたのは魔除けに使われていたらしいという情報だけ。
でも意外と色んな歴史や、日本人の体に作用する事、風鈴の種類があるんだなと思いました。
今住んでいる家にはないので、今年は風鈴に挑戦してみてもいいかも!
みなさんも意識して風鈴の音を聞いてみても面白いかもしれないですね。
ぜひcomaにいらっしゃった際には耳をすませて聞いて見てください。
「チリーン。」
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