こんにちは。中野美容室comaのスタイリストです。
最近めっきり寒くなりましたね、みなさん夏はどのように過ごされたでしょうか。
夏終わり、大体の方がキラキラ明るめに褪色したヘアカラーでご来店される方が多いです。
夏の褪色の原因としては、紫外線はもちろん、プールや海なんかで楽しまれた方もいらっしゃるかと思います。
暑くてシャワーを浴びる回数が増えたりなんかもあるかもしれませんね。
それに加えて夏だし明るめのヘアカラーで楽しんじゃおう!も醍醐味ですよね!
なんて言ってたら気づけば10月、、「私の髪、まだ夏っぽい、、!」
秋の上品ツヤカラー【中野coma_ヘアカラー_暗め】
もちろん涼しくなったらヘアカラーも暗くしなきゃいけないなんてことはないのです!
ハイトーンだってツヤカラーにはなります。がどうしても黄色っぽく褪色してしまうと、
「パサついて見える、、」
「清潔感がなく、だらしなく見えちゃう、、」
30代以降くらいの女性の方からよくいただくお声です。
私も30代なのでその気持ちとても分かります!!
私は美容師なので正直ハイトーンでもなんでも、仕事的には問題ないのですが、
20代のころ平気でやれていたヘアカラーだと、少し品がなく見えたり、顔色が疲れて見えたりすることがあります。
なので最近はもっぱらダークトーンを入れては抜け、また入れてを繰り返しています。
暗さや色味を保つにはどうしたらいいの?【中野coma_ヘアカラー_暗め】
よくお客様がおっしゃるお悩みは、「毎回ここまで明るく抜けてしまうがどうしたら保てるのか。」
大体1〜2ヶ月ほどでご来店される方がほとんどですが、明るくなってしまっているベースに入れた色は、そこまでの期間色味や明るさを保つことはなかなか難しいです ; ;
https://beauty.hotpepper.jp/magazine/321559/
暗さや色味を保つ方法としては
◆頻繁にヘアカラーを入れる(定着しやすくなるには2週に一回くらい)
◆とことん真っ黒にする(これでも抜けるのですが、、)
要は頻度を上げるか、スタート地点を低くするかです。
私自身がすぐ明るくなってしまう良い例なので、抜けてきたなと思ったら入れるように頻度を上げ、ある程度暗めなトーンのヘアカラーを入れるという、頻度を上げる前者の方法で実験をしてみたのですが、まあまあ理想的なヘアカラーを保てるのは2週間ほどです。
この方法はちょっと大変ではありますし、頻度が上がる分ダメ―ジは否めません。
黒染めとヘアカラーの違い【中野coma_ヘアカラー_暗め】
そして後者の黒に近づける方法は、みなさんも学生の頃の就活などでご経験があるのではないでしょうか。
一度黒染めして、内定もらったから大学卒業までは明るいヘアカラーに戻したいけど結局ブリーチとかする羽目になったよ。
のやつです。
https://beauty.hotpepper.jp/magazine/577547/
暗くする度合いによりますが、嫌な残留が残ることが多いので、「これから先もう明るくしないぞー!」というお気持ちがある方にはオススメの方法です。
ただ、そんなに頻度も上げられないし、かといって真っ黒は嫌!!これが普通の感想ですよね。
明るさと色味をギリギリ楽しみたい、、!そんな方への最善策はやはり補色でカバーすること。
逆の色を入れることで嫌な黄色味や赤味をなくしてしまおう!という作戦です。
美容師には必要不可欠な知識なので、大体のお客様が知らないうちにこの方式でヘアカラーをされているご経験がおありかと思います。
さて、黄色やオレンジ系に褪色してしまう方が多いかと思いますが、図を見ていただくと、黄色やオレンジの補色は青系ですね。
よくアッシュ系と言われるヘアカラーはこの辺です。
が、私がおすすめしたいのはここに秋風味をプラスしたツヤカラーです。
ちょっと勝手な見解ですが、
青味や、緑味はおしゃれ感はありますが、少しくすみがかりやすいので、くすみカラーが好きな方にはおすすめです!
くすみというのはツヤとは逆にマットな印象を与えるので、ツヤや品というところでは少しイメージが違うのかなと思います。
ツヤと品というところでは、赤みが嫌いな方には少し違うのかもしれませんが、
紫系ですね、上品、ツヤといえば紫!高貴な色です!
明るすぎず、暗すぎず、かつ透明感もあるヘアカラーに。
紫は、小学校の頃などに絵の具を混ぜた記憶を思い返していただくと、青と赤の間の色です。
このように赤が入るので、赤味をなくしたい方よりは、黄色味やオレンジ味を和らげたい方へのオススメにはなります。
https://arine.jp/articles/22349
こちらはイヤリングカラーと他のベースを同じ明るめの紫系ヘアカラーを入れています。
イヤリング部分はブリーチしているので、しっかり紫ですが、他の部分はブリーチはしていないので、気持ち紫を感じる程度のツヤと透明感のあるブラウンになります。
同じカラー剤だとインナーとベースに統一感も出ますね!
こちらも明るさを保った紫系ヘアカラー。
一番色味は薄く、黄色っぽさのみ消したようなヘアカラーになります。
ぜひご相談くださいませ。
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