【読書】親を捨てなければならない「姥捨て山」【日本昔話】

最近読んだ本に姥捨て山(うばすてやま)の一説がありました。
小さいころ日本昔話でやってたのを思い出しましたが、その本に書いてあるのは 私がしっているのとは内容が 違いました


こんなのもたまにはと思いご紹介します。

 

まず姥捨て山とは?

江戸時代より前の事、わが国のどこかの村の慣例で、一定の年齢60とか70とかになったら
家族が自分の親を山に捨てにいかなければならない。

 

元気であっても。

 

という話で、

だいたいの話は親思いの息子が
自分の親を捨てずに匿う→何がしかの事件発生→老人の助言で解決→権力者それを見て姥捨て制度撤廃→めでたしめでたし老人は大事にしましょう。
と言うような流れだった気がします。

 

本当にあったかどうかはわかりませんが、まあ食い扶持減らしで家族を減らすような話
は色々ありますから(例えば女衒に娘を売り飛ばすとか)
近い事はあったのかも知れませんね

 

いやいや言いたいことはあったかどうかではないんです。

今回読んだ姥捨て山

今回読んだのは

 

嫁にせがまれ母を捨ててくるよう言われ困る息子。

母は「山に連れてけ」と自ら言う

 

しかたなく母を背負って山へ

登る最中母は

その辺にある花を摘んでは道に投げる
摘んでは投げる

 

息子は母が帰るために道しるべを作っていると思い
「俺もつらいんだからそんな未練がましい事はやめろ」と一喝。

 

母はそれでもやめず投げ続ける。
息子はまあそんな事をしてもこの険しい山は降りられまいと放置

 

ついには捨て場へたどり着き
母を放置し泣きながら山を降りる息子、

 

しかし山はあっという間に日が落ち道に迷う。

 

焦って歩きに歩き、迷いまくった息子の目に飛び込んできたものは

なんと!

さっき母が道に投げ続けていた花でした。
その花は家の方まで続いていました。

 

あの花は自分が助かるためじゃなく息子のために
捨て続けていた花だった事に、本人はそこで初めて気づきました。

という話です。

親心

私はまだ親になった事が無いので実感はありませんがきっとこれが親心なんでしょうか。
いつかわかる時が来る事を願っております。

 

皆様、母の日父の日はいかがお過ごしですか??

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